加賀市議会は、市民の読書活動を支援する「市読書活動推進条例案」(以下「条例案」といいます。)を、2021年の6月4日開会の6月定例会に提出されました。議員提案として上程され、全会一致で可決されました。  

 同様の条例は全国十数自治体にありますが、石川県内では初めてとなります。

 

 この条例は、市民の読書活動の推進に関し、基本理念を定め、市の役割を明らかにするとともに、読書活動を推進するために必要な事項を定めることで、市民一人ひとりの知的で心豊かな生活及び活力ある郷土の実現に資することを目的としています。

 

 具体的な条文・内容として、以下のものが挙げられます。

 〇市民の読書活動の推進に関し、市や議会の役割を定める(条例案第3条・第7条)とと  もに、家庭、地域や学校等の取組を定めています(条例案第4条~第6条)。

 〇市は、子どもの「音読」を推奨し、必要な支援を行います(条例案第11条)。

 〇市は、毎月23日を「読書の日」に、毎年11月を「読書推進月間」とし、読書活動  の推進に関する周知啓発や行事の実施に努めます(条例案第12条)。

 

 中でも、思考力や表現力、読解力の向上につながるとして、子どもの音読の推奨を明記しているのが特徴的です。2020年1月から関係者への聞き取りや現地視察などを重ね、条例案の内容が検討されていました。

 

【関連資料】

・加賀市議会ホームページ

 政策条例

 加賀市読書活動推進条例

 https://www.city.kaga.ishikawa.jp/section/gikai/seisakujourei/seisakujourei.html

 

※以下は、各自治体の、住民やとりわけ子どもの読書活動を推進するためのいわゆる読書条

 例となります。

・地方自治研究機構ホームページ

 読書に関する条例

 http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/reiki/032_reading.htm

※2020年11月より、当社では自治体議員自身が、主体的に立案する議員提案条例の作り方が分かる書籍を発刊しております。

・条例の種を見つけて作れる!変化に応じて見直せる!「生きた」議員提案条例をつくろう

 https://www.daiichihoki.co.jp/store/products/detail/104025.html